ハイテクノロジーの時代。最新の技術は、より一層、人、暮らしに近づきます。
電気をつなぐ。それは人と技術を結ぶことでもあります。
人間の持ちうるパワーを高めるテクノロジーは、真の要求を求めて、ホンモノをカタチにする高度な人の技術を求めています。あらゆる知見や技術、卓越した技能を集結して、感動と希望を与えられるチカラこそ、私たちが求める経営でありたいと思っています。
また同時に、企業とは、技術力があり、人格の優れた人がいて、はじめて円滑に機能し、お客様のニーズに応えることができます。そのためにも技術力はもとより、「良心に恥じない仕事」をモットーに、お客様に確かな価値、価格を超えた価値・サービスを提供し、社会環境の変化を的確にとらえ、コアビジネスであっても、時代に合致した形で修正をいとわない企業でありたいと思っています。
我々の携わっている建設関連産業は、製造業と異なり品物を吟味して買ってもらうことはできません。信用・信頼はその提供する物に対してではなく、それを請け負う人物にかかっているからです。
汗をかくことに魅力を感じてくれる社員、昼夜問わず仕事に働きがい生きがいを見つけてくれる社員、辛く厳しい時期ほど真っ先に微笑みを持って担当してくれる社員。これが私たちの財産であり、全てです。まん中に人がいる電気・設備の総合技術・技能集団として、これからも人の暮らしを支える良質なる技術を提供し、社会に貢献してまいります。
「良心に恥じない仕事」
毎年新入社員の入社にあたり、言いつづけていることです。
10年前の耐震偽装に続き、マンションの杭工事偽装が発覚した。このような事件を見るたびに、経済依存社会の限界がえ見るような気がする。日本は古来より「米」文化に代表されるような集団村社会の中で、勤勉さや相互扶助により人が人を相互に気遣う社会を構築してきたが、グローバル化、短期的経営、利潤追求の競争社会など素早い環境の変化が人と人との結びつきを変えてしまった。
建設現場でいえば、監督や検査が単に書類上だけのものとなり、モノづくりの現場も見ない管理を行っている現状をどう変えるのか、現場をまじめに作っている職人との触れ合いのない現場に、品質の良いモノづくりが可能なのだろうか?点検も然り、再度考えるべきであろう。
現在の建設現場で求められているのは、マンション事業であれば良好な住宅環境を提供するという原点に立ち返り、職業倫理を自らの企業活動の主役に位置づけ、耐震偽装や工事偽装という「精神の無い専門人」に陥ることなく、商業倫理が意味のある建設業界として再出発することである。
当社においては、ことのほか各人の「良心に恥じない仕事」を期待するとともに、同時に「一人よがりの仕事」にならぬよう、関係者相互の密な連携をお願いしたい。
「行動5原則」
旧鈴電工業のマークの電気のイメージ稲妻とスズデンのSからデザインしたもので、赤は情熱をもった人材、緑は安全及び信頼された開発力と技術力をあらわしています。